構造医学とは
構造医学は、一臨床家である吉田勧持の「些細な違和感」と「気付き」から始まりました。
創始者の構造主義的な視点での患者の観察や、物理学的視点と演繹法を駆使した病理探求ののち、構造医学の基幹部分が完成しました。
構造医学の基本である、「重力が生命へ与える影響に関する概念」や「生理冷却の概念とその重要性」、「生体潤滑の概念」、「生理歩行の概念とその重要性」は、創始当時の医学の常識とは少し離れたものでした。
しかし今日に至るまで創始から何一つ変わることなく実践しており、実績としてその効果を証明されています。
学際的な側面から構造医学を定義すると、「物理工学と医学を横断分野として人体を解析し、その包括的な手段として構造主義を用いるもの」となります。
現代思想の一つである「構造主義」を冠した構造医学は、医学の本質である「人の健康に資する」という目的を見定め、40年近くにわたる臨床を続けています。
膨大な古書から受け継がれた伝統的医療と、長年の研究成果により構築された先進的補完医療を加味し、構造医学は成立しました。
顕病の平癒だけではなく潜病の発見及び平癒、更には未病の疾病形成因子の原因排除を目的としています。
治療方法としては療具の活用による安全で的確な非観血外科処置、及び生理冷却等の処置、歩行や食事に関する生活指導を行います。
構造医学を学ぶ方には、病気やけがに対する治療の選択肢を広げたいといった方の他に、自らが目指した医療の原点に立ち還り、門戸をたたかれる方がたくさんいます。
患者はもちろん、診療者にも負担のない医療こそが構造医学の求める像です。熟練の技を持つ診療者ひとりに負担をかけず、理論に基づき開発した療具(療養補助具)によって診療者全体の意識と診察力の向上を図ることで、より多くの人を救うことが出来る世界を目指しています。
また、無闇に現代医療の恩恵を断ち切るような処置や指示は一切禁じており、現代医療に寄り添う処置を行っています。
構造医学に興味を持たれた方は、構医教育機構へお電話(096-212-8288)いただくか、またはお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。
ご要望に応じて、正規セミナーのご案内や資料の送付等を行わせていただきます。