のび太君にだって。

2020/04/21

 明けても暮れても心にかすみがかかるような日々ですが、かくしてまた皆さまにご挨拶できることを嬉しく思います。本来なら40周年記念式典に向けてひた走る姿を綴るべきところですが、つい立ち止まって振り返ったり、足踏みしたりする今日この頃です。エピソード記憶が呼び覚まされては懐かしい思いに浸ったり、考えの整理に役立てたりしてやり過ごしております。

さて構造医学にまつわる思い出については、ベテランスタッフが等身大の思いを述べて充分な盛り上がりを見せている事と存じます。一方くちばしの黄色い私が何か思い出を語るには、もう少し歳月を要します…。
どうしようもないので「構造医学はどんな学問か?」について考えてみました。身の程知らずな私のトンデモない答案の中から1つだけ開示しますが、もちろん正解に関するお尋ねなら吉田先生まで!

【My answer】
 「とても難しくて、忍耐を要する学問(世界)です。」

何を当たり前のことを、とお思いになるかと存じますが、私なりに大変真面目に申し上げたのでございます。

 吉田先生の講義はいとむずかしゅうございまして、聴講中の私はまるでのび太くん状態なのです。先生の頭の中はドラえもんポケットのようにスケールが大きく感ぜられますが、アイテムの組合せや取り出す時機にはとても慎重を期されているようです。
 待つ側は待ち遠しさに耐えます。しかし先生も実は、時機まで独り胸に留める苦しみに耐えているのでは?と想像することがあります。
 以前なにかの拍子に先生のポケットの中身が見えたのですが、今思えば、アウトプットよりも遥か前に完成していたモノがちらほら入っていたような!?夢かうつつか…☆彡

 振り出しに戻りますが、この世界的混乱は何らかの啓示に思えてなりません。
吉田先生が以前おっしゃった「地球は丸いのでどこかで起きたことは一周して帰ってくる」という話を思い出します。普段からできる限り広い視野を持ち、手の届く範囲から固める謙虚さが大切だと解かるのは困った時だけだと、己の身勝手さを思い知ります。
しかるべき時に意図された形で響かず、心に居すわり続けた言葉でも、異なる文脈で息を吹き返すのであれば、無駄ではなかったと前向きに捉える事とします。

常日頃からサバイバルに備え熱心に学んでこられた事と存じます。備えあっても憂い有りですが、この状況下こそ我々の本領が試される時なのではないでしょうか。共に手をとりあい、乗り切れるものと信じております。

よし、いい感じにほぐれてきたので、また走ってきまーす!

illust

P.S. 落ちこぼれののび太くんにだって、ドラえもんへの愛を語ることくらいできるもん!

(担当:クレ556)


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