わたくしの思ひ出

2020/01/21

新年おめでとうございます。
2020年は構造医学誕生40周年を迎える年です。
遡ること40年前に、構造医学という考え方を基に、新たな学問が誕生しました。さらにその後、構造医学の学びの場が開かれ、のちに第1期生となられる先生方が集ったとき、創師である吉田先生はまだ20代でした。
当時は吉田先生の診療室の一角を使用し、机もイスもない中での勉強会で、食事も忘れて必死に勉強する先生方に、吉田先生の奥様が手作りの食事を差し入れられたそうです。
それから長い年月が過ぎ、吉田先生の揺らがぬ想いと共に学び歩んでこられた皆様の想いが、構造医学を大樹へと育てられたように感じています。
記念の年を迎え、構造医学研究財団スタッフは、吉田先生と同門の皆様が築いて来られた40年という歩みと、皆様の医に対する誠実で熱い想いに心から敬意を抱きつつ、お祝いの場をご用意したく、スタッフ一丸となり準備を進めております。

(以下、「家政婦は見た」の市原悦子さま風にお読みください)
申し遅れました。わたくし「さるみ」と申します。
さるみは旦那様(吉田先生)に拾っていただいてから早20数年…微力ながらも、構造医学を通し社会のお役に立てればとお仕えしてまいりました。
そして創立記念の催しは、今回で3度目の参加となります。
初めの参加は平成12年に開催された20周年創立記念のパーティー会でございました。
当時のさるみは、今とは違いほっそりとした姿にて、会場内を前後左右に軽やかにステップしながらお務めしたものでございます。
記念式典にてゲストの皆様をお迎えする役目を仰せつかりました際は、満面の笑みをたたえたキメ顔にて入口でお迎えしておりましたところ、数名の大人に囲まれた、目つきの鋭いマッチョボーイと、手足が長くほっそりしたシャイボーイ&ハニカミガールが近づいてまいります。「むむっ、家族入場?いなっ、ブイアイピィ?」と慌てる気持ちをがっつり隠し、柔らかな笑みでお迎え致しました。ご一同様が会場に入られたあと、風が吹いても崩れぬ髪形をトレードマークとしておられた酒井事務長がそっと「院長の子供たちばい」と教えて下さいました。

20年という時の流れは、さるみの下腹部に温かで柔らかな親友が出来たよう、積み重なり形を変えてゆくものであることをしみじみと感じるのでございます。
さて、祝賀パーティーの中では、同門の先生方から寄せられる熱い熱いご挨拶に目頭が熱くなるシーンもございましたが、さるみはばっちりメイクが落ちぬよう、必死で涙をこらえつつ、軽やかなターンと共にビールを注ぎ回っておりましたところ、M村K一郎先生より衝撃的なご挨拶をされ、さるみは頬を赤らめたことを覚えております。
(内容はご本人にお問合せくださいまし。さるみの口からはとても申しあげられません…)

あ、いけない。
うっかり、長くなってしまいました。年を取ると思い出話が長くなるものでございます。
今回は、この辺にて失礼いたします。
次回は来週はじめごろの更新予定でございます。
ごきげんよう。

さるみ。


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