写真・大・大・大募集

2020/03/10

日夜診療お疲れ様でございます。
さて、下の写真は、財団の応接室に飾られた、若き日の吉田先生です。
何も悪いことをしていないのに叩き割られてしまったかわいそうな石は、厚さ58ミリメートルの通称「沢庵石」と同等サイズの自然石で、当時先生が居られた名古屋の某N大学の工学部材料試験研究室にて、この種の自然石の破壊試験を行ったところ、9.7トン、0.7秒間の加圧によってはじめて破壊される強度が確認されたそうです。

たとえば当財団の入社希望者は、まずこの応接室に通されます。あるいは額に収められたこの写真を目にするかもしれません。
さきに述べた力学計算はわからなくても、割られた石の固さはなんとなくわかるはずです。そしてそれを割った「先生」と呼ばれる人の手刀と、石ほど丈夫でない水とタンパク質でできた我が身との力関係に想いを馳せるのかもしれません。
ラボで穏やかに話す吉田先生の柔和な笑顔を見るとき、私は時々ふと、この写真を想い出します。深い意味はございません。平和は平時にこそ省みらるるべし、と言った哲学の言葉が胸に去来します。

さて、古い写真を持ち出したのは、重要なお願いがあるためです。
9月13日の40周年記念式典では、構造医学の道を共に歩まれてきた皆さまとの時間を振り返るために、過去のセミナーや学会、打ち上げなどの写真コーナーを設けたいと考えております。
熱弁をふるう吉田先生のようすや、それに聴き入る青き日の皆様の写真、へべれけとなり前後不覚に陥った酒宴の熱気……などなど、思い出を振り返って笑ったりしんみりしたり皆様と分ちあえたらなあ、と思って企画したのですが……大きな壁に直面しました。そう、写真がないのです。それはもうめっきり、全然ないのです。最近でこそセミナーや学会でパシャパシャと撮影をはじめたのですが、数年もさかのぼるとほとんど見つからず、これでは式典会場を写真で飾ることができません。
そこでお願いしたいのですが、お手元に構造医学に関わる写真をお持ちの方は、是非とも寄贈願えないでしょうか!
データ形式でも実物でも構いません。送付方法はこのページの最下段に掲載しておりますので、構造医学40周年、ぜひご協力いただけると幸いです!

招待講演や定期セミナー、歩行の様子など様々なお写真をお待ちしております!

掲示する写真について

〇写真は原則として40周年記念式典会場内掲示にのみ使用します。
〇使用する写真の選定は式典運営事務局に一任されます。

送付方法

電子データを送付の場合

お問い合わせフォームより写真を添付し、送信してください。(2点まで添付できます)
点数が多かったり、送信が難しい場合はご一報くださいますと幸いです。

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写真を郵送する場合

郵送していただける場合は、下記住所へお願いいたします。(返却希望の場合、その旨を一筆添えられますようお願い申し上げます)

〒 862-0959
熊本県熊本市中央区白山2丁目4-25
構造医学研究財団 宛

40周年記念式典の先行申込の受付を開始しました。下のボタンか、お電話(096-212-8288)からお申込いただけます。

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